2016年08月27日

ゲームメモ供養祭 2016 晩夏

タイタンを降ろすアレの2は、前作での尖った部分を見事に削ってCOD的な物に寄せるという、前作の中心人物全員抜けたの?ってぐらいに解っていない感じがして悲しかったですね。
スゲーおもしろい作品だっただけに、ただただ悲しい。
フィードバック次第では大幅に変更されるのかもしれませんが。

という訳で、キーボードを打つのはサボりまくっていたのにゲームはやりまくっていた間、感想が溜まりまくっているので、一気に片付けます。
遅れてきたお盆企画的な感じで一つ。


PSVita『レイギガント』
アニメというかライトノベル感っていうのかな?その辺りはよくわからんが、たぶんそういった層に向けたダンジョンRPG。
ザコ戦からボスまで全てが固定エンカウントで、アイテム(宝箱?)の位置も予めマップに表示など徹底的な初心者向けでありながら、レベルアップや装備の入手はドラクエで言う所の"種"を与えて成長させる的な、キャラクタをプレイヤーが任意で選んで成長させるという、あえてわかりにくいシステムにするという謎のスタイル。
そんなシステムなのに、主人公以外のキャラクターは話が進むと強制離脱するという輪をかけた謎さ。
そんな作りなので、詰みが発生しないように極限まで難易度を低く設定してあるというのは、本末転倒。顔面スライディングである。


PSVita『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
『レイギガント』の傷を癒やす為に買ってみたら、この作品は凄かった。
最大40キャラクターが同時に戦闘に参加するというメチャクチャなシステムに見えるが、実際はそのメンバーを5つの塊として管理し戦う作りになっており、この手のジャンルに慣れている人であれば違和感なく遊べる作り。

そしてダンジョンRPGとしては珍しくストーリーがおもしろい(失礼)。
おそらくキャラクターデザインからのギャップを狙っているのだろうが、ほんわかとした見た目に反して重厚でハードなファンタジー作品。
コメディの要素が強かった序盤から徐々に不穏な空気を漂わせ始める中盤、世界観など全体が明らかとなる終盤の盛り上がり、そしてエンディングでの寂寥感。
今まで遊んできた国内RPG中でも、相当上位に入るほどストーリーのインパクトのある作品だった。

ただちょっとイマイチだった点として、システムが煩雑過ぎて上手く生きていない要素がいくつかあったり、ザコ戦が超簡単なのにボスが妙に強かったりするバランスなど粗い部分が散見される。
装備、特に防具も複雑になりすぎている部分も減点。
強力な装備が手に入った時には、上位メンバーから下位へと今までの装備のお下がりが発生するが、どうしてもパーティメンバーが多いのでその管理が超面倒くさい。防具は頭・体・足・アクセサリと律儀に用意されているが、頭を削るか、思い切って体とアクセサリの2つに絞ってしまっても良いと思う。

『ウィザードリィ』を祖として独自に発展してきた国産ダンジョンRPGの中から、ここに来て新たな枝の誕生。
ストーリー的に続編は難しいかもしれないが、是非ともこのシステムを流用した続編を作り続けていただきたい。


PS4『ラチェット&クランク THE GAME』
いまや何でもかんでもオープンワールドにしがちな中、小さなマップに区切った世界にそれぞれミッションが用意されている作り。
行く先々で新たなガチャメカ(武器)を入手、ワシャワシャと出てくる敵に対していろんな武器をぶっ放し、画面全体をボルト(お金的なアイテム)で埋め尽くすサクサクと進める爽快感重視の良質アクション。
昨今のCG映画のようなグラフィックで、ストレス無く手触りの良いアクションゲームを10時間程度でクリア出来るお手軽さがおじさんにはうれしい。おじさんじゃない人にはボリューム不足かも。

本作パッケージ版の限定版には映画が付属しており、ゲームと同じストーリーを元にした映画となっている。
映画とゲームで若干の設定の変更はあるが、まったく同じ脚本・シーンが使用されているほどに同じ。
で、ゲーム版の方はテンポの良さを維持する為かムービーシーンがかなり少なく、正直ストーリー部分に関してはパズルのピースが抜けすぎて全体の絵に影響が出ているのではと感じる程に省略され過ぎ。
上手くお互いのメディアの相乗効果が生まれていれば良かったのだろうが、映画版を見た人向けのダイジェスト版キャラゲー的な香りが若干出てしまっているのはもったいない。

あとクリア後にちゃんと調べてみたら、どうやら本作はPS2で出た1作目のリメイクというかリブートに近い形の作品で、1作目のストーリーとは結構違うらしいっすね。
シリーズ始めるなら本作から始めようと横着したが、結局元の1作目もプレイしないとダメか。


XBOX One『DOOM』
見事なリブート。このゲームはDOOMとしか言い様がない。
見て避けれる敵の攻撃、押し寄せるクリーチャー、超強いショットガン、ダッシュ操作など要求しなくともデフォで超速い足。縦横無尽に動き回りながら、ひたすら銃をぶっ放しして周囲を血みどろにしていく快感。
そして『Brutal Doom』からインスパイアされたのでは、というぐらいに見せてくれるゴア表現の数々。

広いマップの中でワラワラと出てくる敵に対してハイスピードで移動しながら、銃声と血しぶきの音に酔いしれつつ、弾が無くなればチェーンソーに持ち替え敵の体を真っ二つにし、その体内から飛び散る弾薬を補給、また襲い来るバカ共を弾丸で肉塊にしていくという一連の流れは、体の奥底にある暴力性を引き出し極限まで高めてくれる。
ここ数年でプレイしたFPSのシングルキャンペーンモードの中でも一番楽しかった。


PS4『アーケードアーカイブス アルゴスの戦士』
高田馬場ゲーセンミカドさんがアップされていた2016年8月アクションゲーム配信 アルゴスの戦士(Rygar) を見て、永パ防止キャラの避けに感動し購入。
私にとって『アルゴスの戦士』といえばFC版(AC版が好きな人には毎回ディスられる作品)だったので、初めてAC版をプレイしたが、これがまぁ難しい。全27面中、半分ぐらいまでしか行けんよ。
とりあえず1コイン目指してちょこちょこ遊びます。
2Dでもジャンプアクションではなく、この手の『スパルタンX』みたいな左右からくるヤツをさばきながら進むゲームってたまに遊びたくなる。なのでアーケードアーカイブスで是非『侍日本一』をお願いします。


PS4『No Man's Sky』
発売前の本作に対して、『アクアノートの休日』っぽさを感じると書いたが、多少ゲーム的な味付けはしてあるものの雰囲気は非常に似ていると思う。
超広いマップを用意しましたという一点突破でなんとかしようとしている辺り、3世代以上前(初代PSというか90年代)のような作りで、これを現代で、しかも$60のフルプライスはキツイなぁという。あの当時なら全然大丈夫だったけれども、今では未完成だとかアーリーアクセスで出せと言われるのはしょうがない。
ゲーム部分に関しても、序盤からどんなアイテム・物質が重要なのかわからないにも関わらず、インベントリの制限がキツすぎる(マルチをメインにしようとした名残か?)とか、そもそもチュートリアルが不親切&仕様の説明が無さ過ぎとか、昔の洋ゲー的な無駄にリアルかつほとばしる不親切さ。

大したカスタマイズ要素もなく、どこかホームとなる惑星が作れるわけでも無く一期一会で惑星を飛び回り、装備をアップグレードしながらただただその都度移動(ワープ)に必要な物資を集めていくだけ。
それでも地表に立った状態から空を見上げ浮かんでいる惑星へと宇宙船で乗って飛んで行けるというロマンは感じる。
それに、起動すると特に盛り上がりも無いのに数時間は遊んでしまうという、ダウナーな中毒性はある。
ただ、絶対に人には勧めないし、迷っているなら止めておけと断言出来る作品。
posted by murutori at 01:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月16日

ゼリーの話

私はゼリーという物を自分で食べる為に買った記憶が無い。

お菓子全般が好きだし、甘いものも好き。
果物は一年中何かしら常備しておくぐらい好きだし、缶詰のような加工・保存してある果物も悪く無い。
プリンはベーシックなものから、焼き、カスタードなど全て好きだし、ババロアも好き。水ようかんはそれほどでも無いが、一年に一度ぐらいは季節を感じるアイテムとして良い。
しかし、ゼリーという物を無性に食べたくなった事も無いし、買った事も無い。


先月の始め辺り、会社の先輩に旅行のおみやげとしてみかんゼリーを頂いた。
3個あったそのゼリーは気が向いたらいつでも食べられるようにと、とりあえず自宅の冷蔵庫の一番上段に入れた。

それから数週間、食べようという気にならないので放置していたが、冷蔵庫を開ける度にゼリーが視界に入った。
冷蔵庫内の照明を受けてオレンジ色に光るその容器は、日が立つ毎に鈍い光をまといだし、食べ物として生まれながらもその運命を全う出来ないという怨嗟のこもった視線すら感じるようになり、その恐怖から逃れる為、ある日の朝食に一つ食べた。

その日の夜。
わざわざ友人が尋ねて来て、最近親族の法事があってゼリーをたくさん頂いたからと箱いっぱいに入ったゼリーを貰った。
箱からいくつかみかんゼリーでは無い物を取り出し、また冷蔵庫の上段に入れる。残りのゼリーはなるべく視界に入らないように蓋をし、キッチンにある棚にしまった。
ゼリーを食べたらゼリーが増えた。


それからまた数週間、ゼリーを食べずに過ごす。
その間に私は、冷蔵庫の上段をなるべく見ずに中の物を取り出すスキルを身につけるまでになっていた。


数日が過ぎて、今月の頭。
連日の猛暑と仕事で少しバテていた私は、休日も食事をほとんど取らず半分寝たような状態で一日を過ごしていた。
夕方になってやっと小腹が空いてきたので、何気なく冷蔵庫の上段にあったゼリーを一つ手に取る。
食べ終わってしばらく後、チャイムが鳴ったので出てみると私の保険の担当者が来訪。ご挨拶にとお中元を頂いた。
手のひらに乗るサイズと重みに嫌な予感を抱きながら開封してみると、ゼリーの詰め合わせだった。
ゼリーを食べるとゼリーが増える。


その一週間後の休日。
ここに来て私は、ゼリーを食べた日にゼリーが増えるという法則を打ち破るべく、攻めの姿勢でゼリーへ挑むこととなる。
この日、私は朝食に1つゼリーを食べたのである。
何故ならば、その日は母を連れて祖父の墓参りに行く日で、ついでに祖父の実家にも寄る予定があった。
毎年、祖父の実家との間ではお中元など夏場の贈り物はせず、墓参りに合わせてお互い直に贈り合うというのがある種のイベントになっていた。
以前にも何度かお返しとしてゼリーを頂いた事があったのを思い出し、ゼリーが登場する可能性が高い日にあえてゼリーを食べ、ゼリー以外が出るという可能性にかけたのだ。

行きで渋滞に巻き込まれながらも無事に到着。墓参りを済ませ、祖父の実家に寄りお酒やお菓子などを渡した後、お返しとしていくつかのお土産を貰った。
それらをまとめて手渡された瞬間「軽い…」と感じた。この軽さでゼリーはありえない。
勝利の余韻に浸りつつも、たった2回重なっただけで法則などあるかと少しの安堵しながらの帰り道、もらったお土産がかなり多かったので分ける為に急遽母の妹の家に寄ることになる。
その道中、私は母にゼリーの件、並びに今日もゼリーを食べてきた事を話した。それは他愛のない笑い話であった。

叔母の家に到着後、お土産を開封すると主に乾物やあられの詰め合わせなどが入っており、それらを手渡しすぐ帰るつもりだった。
しかし、そこで叔母に呼び止められる。
一度家に入ってから数十秒後、手に大きな箱を持って叔母は現れた。
「これお父さんの仏壇にあげといて」という言葉と共に渡された箱は、見た目以上に重い。
おそらく私の顔は強張っていたのであろう、箱を手に立ち尽くす私を見た母は事態を察し、妹に対し「中身は何?」と尋ねた。
「あぁそれ?ゼリー。お父さん好きだったでしょ。まぁお母さんとお姉ちゃんは昔からゼリー食べないからアンタ全部持っていきなよ」
箱を持った私は無言のまま母と見合わせた。母をこんなにも面と向かって見ることがなかったからだろうか、記憶の中の母よりも少し老けていたような気がした。
ゼリーを食べるとゼリーが増える。


そして今、このブログを書いている午前0時、私はゼリーを食べている。
きっと今日もゼリーが増える。
posted by murutori at 01:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月02日

8月の購入予定

7月にNetflixで配信が開始された『ストレンジャーシングス』が面白かった。
突然行方不明になった少年を探しに、家族から警察、少年の同級生が捜索するというお話。
本作は徹底的な70〜80年代のSFやホラー作品に対してリスペクトした作品になっており、舞台設定も80年代。
平和な田舎町に起きる事件、いじめっ子からイジられるナードな青年の活躍と恋模様に、極秘の実験施設を持つ政府機関、超能力を持った少女と共に自転車とトランシーバーを手に協力する少年たち、そして現れるモンスター。
こうやって並べるだけでも鼻孔をくすぐるチープさ。
しかし、これを現代にあえてドラマとして、B級パロディに逃げる事無く真正面から作るとここまでおもしろい作品になるものかと関心してしまった。

スティーブン・キング作品のような雰囲気に加え、エイリアンや未知との遭遇を思わせるようなシリアスなシーンだけでなく、超能力少女を中心とした少年パートではE.T.やグーニーズ、スタンド・バイ・ミーへのオマージュが巧みに組み合わせっている。ゲームで言えばサイレントヒルとMOTHERの融合的な作品。
特に少年たちが超カワイイんですよ。可愛すぎて劇中何度もウルッと来てしまいました。


そんな8月の購入予定
8月9日
PS4『ラチェット&クランク THE GAME』
元々『ラチェット&クランク』というシリーズ名とInsomniac Gamesの名前は知っていたものの触れる機会が無く。結局同社の初プレイ作品がXBOX One『サンセットオーバードライブ』でした。
プレイされた方は首がもげるほど首肯して頂けるかと思いますが、コレが超おもしろいゲームだったんですよね。残念ながらXBOX Oneというゲーム狂人専用ハードでの発売だったので、ゲーム内容に反してそれほど盛り上がりを見せていなかった気もします。

で、そういや『ラチェット&クランク』の新作が出るらしいなぁと思って、歴史探訪的な感じで現在セール中だった1作目のHD版を買ってプレイしてみたら、序盤だけでもわかるぐらいに好きな手触りのゲームでして。
興味が湧いたので調べてみたら、今回PS4で発売されるのはその1作目のフルリメイク版との事なので、まぁHD版の方は放ったらかして新しいヤツをやってみるかと。

25日
PS4『No Man's Sky』
コレたぶんそんなにおもしろいゲームじゃないですよ。いやゲーム遊ぶ前からそんな事言うなよと自分でも思いますが、それでもやっぱりそんなにおもしろくないですよ。
何より出落ち感がありすぎる。
"1800京個以上の惑星を探索できる"という字面のおもしろさをゲームが越えられるのかって話ですがどうなるのでしょうか。

今月はこんな感じで。
3DS『世界樹の迷宮V』はいつか遊ぶリスト行き。4も積んだままだけど。


最後に音楽ネタ
BB Diamond - Feeling


どうですか、このどストレートなハウス。
あまりに直球過ぎて逆にちょっと流行っているみたいですね。後半に入ってくるブラスのギリギリダサい感じもまた良い。
どこかで聴いたことある気はするけれど、そもそもこんな曲はどこでもあるだろうと思っていたら、海外サイトにてJane ChildのDon't Wanna Fall In Loveからリフを持ってきているのではないかと書かれていてなんとなく納得。
歌詞を見ると狙ってやっているのかも。


で、ドラムン。
The Upbeats - Dr. Kink


曲のリリースはちょっと前(4月ぐらいだったかな)だったのですが、このPVが公開されてからというものの、この曲を聞いているとこの映像が浮かんで来ますね。
車内だとちょうど良い。何がちょうど良いのかわからんが、ちょうど良い。
生音系のスネアのイントロからのドラムンパートでガツンとドラムが入る瞬間が最っ高。


最後に最早懐メロの域に達しているこちら。
Underworld - Two Months Off (Glastonbury 2016)


BBC MusicっつーYouTubeチャンネルで今年開催されたグラストンベリーフェスティバルの動画を次々とアップしていたので、チラチラと見ているのだけど、やっぱUnderworld強い。
もう10数年前のアンセムだけれど、今聞いても全然アリ。久々にプレイリストに入れて口ずさんたりしてます。
「ろっきんろっきんっふろぉぉてぃーん」でカウベルが加わる部分は何度聞いても上がりますね。たまに聞きたくなりますカウベル。普段の生活ではそんなに求めて無いんですけどカウベル。自分では買わないけど、おみやげでもらうとうれしいお菓子ぐらいの感じで接していきたいカウベル。
posted by murutori at 01:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする