2016年11月17日

PSVita『イース8』を途中まで

PSVita『イース8』
PSストアのセールで安くなっていたのでなんとなく買ってみて序盤をちょちょっと遊んでいるが、これはなかなか凄い。
アクション部分は特別これと言ったポイントは無いものの、その他のゲームシステムっつーか遊ばせ方が上手い。

RPG界の寅さんことアドル君、今回は乗っていた船がモンスターに襲われ遭難。上陸してしまったら最後、誰も出ることが出来ないといういわく付きの無人島へ上陸。
そこで、島の地図を作りつつ、散り散りになってしまった乗客を探しつつ、物資を集めて漂流村(避難所)を拡張させつつ、襲いかかるモンスターと戦いつつ、島を出ようぜってなお話。

無人島での探索といってもファルコムのゲームらしく、ガチガチにルートが固まっているゲームであるのだが、様々な道を交差させたりしていて窮屈に感じないマップ構成が非常に上手い。

もちろん島なので、お金などの通貨は存在しない。
その代わりに敵を倒したり、マップ各所に固定して配置されている採取ポイントである草や岩を叩くと出て来る素材を集め、それらを加工してもらいアイテムや装備だけでなく避難所の設備を強化していく。
ただ、やみくもに歩いて採集ポイントを探すのではなく、各所には特徴的な滝や木など目を引く名所のような場所が存在し、それらを発見すると周辺の採集ポイントだけでなく、起きるイベントまでもがマップに表示されるシステム。
コレを聞いて思い出しましたよね!そう!それです!今皆さんの頭に浮かんだそれです!
通称UBIタワーと呼ばれる、高所に登ってアンロックってなUBIゲーに入っている秘伝のタレ。
最早、それを入れておけばとりあえず食えるようになるという、オープンワールド界の創味シャンタン(旧ウェイバー)とも言うべきアレですよ。

この調味料が結構バランス良く効いている。
探索がテーマというとどうしてもゲームプレイがわりと単調で地味になりがちな中、マップ各所に配置された名所など印象的なポイントを用意する事で、目に楽しくダレる事が無い上にマップの位置関係も把握しやすくするデザイン。
しかも、序盤からかなり頻繁に挿入されるボス戦、その間には豊富に用意されたイベントシーン(これは多すぎて若干鬱陶しさを感じなくもないが)と、パンパンに身が詰まっているので飽きさせない。

そんなUBIタワーを筆頭としたゲームデザインだけでなく、決定とキャンセルの操作を○とXボタンでさせ十字キーを使用しない(意外と国内でやっている作品少ない)、ショートカットキーも感心するぐらいに使いやすい配置にしてあるなど、なかなかの作り込み。

そしてファルコムといえばBGM。


ゲーム最初に探索するフィールド場面で、いきなりこのBGMを流してくるのは本当にファルコム的っつーか、こんなハイカロリーな物をフィールドBGMにすること自体が日本のゲームらしさだよなって思ったり。

まだ始めたばかりなので中盤以降はどうなるかわからんが、ここまででも十分に感じるほどに見どころの多いゲームですよ。
posted by murutori at 01:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月06日

11月の予定とPS4『ペルソナ5』の話

ぼーっとしてたらもう11月でした。

最近の出来事としては、洗濯機のフィルター。
いつもはそれを定期的にチマチマと掃除していたのだけれど、なんだか急にイヤイヤ期が来て面倒になりましてフィルターをネットで注文。新品にしたら大変気持ちがよい。
その流れで、エアコンのフィルターから、流しのカゴ的なやつとか奥にあるアレ(おわんをひっくり返したフタみたいな)とか、空気清浄機のフィルターなどとにかく全部新品に。

勢いそのままに、このところなんだかファンの音が気になってきたPCのCPUファンも取り替えました。
しかし、PCを組む時などコネクタなんて大体決まっているので全然迷う部分は無いのだけれど、CPUクーラーを取り付けるときのグリスの量だけがアバウトなので毎回迷ってしまいます。
今まで何度も取り付けや交換をしてきて、一度も失敗した事が無いから間違ってはいないはず。しかし、毎回首をかしげながら取り付けています。たぶん一生迷い続けるのだろうね。


そんな11月の購入予定
11月29日
PS4『ファイナルファンタジーXV』
FFですね。ファイファンではなくエフエフ派です。
キャラクタがいまいちアレな感じですが、国内でここまで金をかけているゲームも珍しいので、一応期待してます。

今月はこの1本。
マルチで遊ぶシューターはしばらく無理な感じかな。なので今年の年末はシングルゲーを重視して買って行きます。


そういや先月クリアしたPS4『ペルソナ 5』の話を今更。
ゲームシステムの部分はめっちゃよく出来てておもしろかったのに、物語が中盤から急ブレーキからの大クラッシュでした。
一応未クリアの方は読まない方向で一つ。

本作のストーリーは雑に言うと必殺仕事人的な、既存のシステム(法律)では罰することの出来ない人物、主人公達の言う悪人を非合法な手法で成敗するというお話。
主人公とその仲間達は怪盗団として、悪人が持つ邪な心が生み出した精神世界に入り込み、その心の中心にある欲望の源(オタカラ)を盗み出し、改心をさせようというもの。
でもこれって結構ヤバい方法な訳でして、本人が自分の罪と向き合った結果改心するのではなく、主人公等が勝手に心の中に入り込み強制的に性格を変更させるという強引な物。
確信犯的な怪盗団の存在が、本作のテーマでもあるピカレスクなテイストって事らしい。

そんな怪盗団に対して社会的な正義というか正論を言うキャラクタが序盤から居たので、中盤以降は怪盗団の言う正義の是非がテーマになるのかと思いきや、まったくそんな事に触れる事無く終わってビックリ。
それどころか物語に意外性を持たせようとそのライバルキャラクタに複数の設定を乗っけすぎてシッチャカメッチャカになった結果退場してしまい、その後は怪盗団のやりたい放題っていう。

そもそも怪盗団という集団の成り立ちが、たまたま手に入った能力によって、たまたま存在した問題教師を、たまたま改心出来たという所が発端となっている為、彼らが何故怪盗行為をし続ける必要があるのかという理念が無い。
なので改心させるターゲット選びも、必要悪として存在している自分を認識した上での反社会的な物ではなく、「あいつムカつく」的な自分の身体性を根拠にした物なんですよね。

良い行いというのは個人の中ではなく、あくまでも社会の中にしか存在しない。
だからこそ、自分の思いと社会の決まり(仕組み)の間に悩み、葛藤が生まれる訳ですよ。
しかし、怪盗団のやろうとしている"良い事"は"自分達にとって気持ちの良い事"となっており社会的な善悪と切り離されている、いわば脱社会的な価値観で動いている。
あくまで身体性が根拠であり反社会でも無いので、自分の行いと社会との摩擦が生まれる事も無く、当然ながら葛藤も生まれない。

本筋のシナリオでは、自分達が正義の執行者である事をまったく疑わないまでに増長。
RPGで良くあるサブクエスト的なストーリーでは、主人公が仲間と判定した人物が誰かから不利益を被っている場合、その当事者と対話をして解決するのでは無く、親子関係から商売の手法にまで心を捻じ曲げて解決する強引さを見せる。
悪人を成敗するという一方的な正義に酔い、自分に直接関係の無い人物、それはネットで改心して欲しい人を募集、被害者側からの訴えを鵜呑みにし、悪人だと言われているという人物までもターゲットにするまでに行為がエスカレートしていく。

一応怪盗団のルールとして、ターゲット選びは事前にミーティングを開き全会一致と決めているものの、そもそも個人それぞれの理念が無いので主張がぶつかりあうはずも無く、結局その場の空気で決めている。

ペルソナシリーズは仮面や外面を意味するタイトル通り、シリーズでは常に人間の二面性もしくは多面性をテーマにキャラクタやシナリオを描いてきたのに、本作ではその部分は空の彼方へぶん投げたらしい。
怪盗団の目的が、身近な人もしくは不特定多数からの承認欲求と、仲間との間での感覚の共有という内輪受けのノリ重視、対する大人や世間の人々は揃いも揃ってバカor悪人だったので結果オーライでエンディングってのはあまりにも酷くないか。

ジュブナイル物の一つの側面として、自分とは違う価値観に触れる事によって少年・少女が成長をしていくという物があるが、本作の怪盗団は他人からの価値観を一切認めていない(自分の身体感覚・感情を否定される事を嫌っている)ので、それによる成長がまったく見られないまま物語が終わるのも衝撃。
今はこういった排他的な思想を持ったキャラクタとか物語がウケるのだろうか。おじさんには、こんな彼らのどこに惹かれる要素があるのかわからんよ。


あと一つ、物語上の仕掛けとしてどうよと思う部分がありまして。
ゲーム開始直後、怪盗団のリーダーである主人公が警察に捕まるシーンから始まる。そこから物語が遡り、何故彼は逮捕されたのかという見せ方からスタートする本作。
で、もちろん捕まったままではゲーム終了なので、警察を出し抜いて拘置所から抜け出すのだが、仲間達が仕掛けた脱出のトリックがプレイヤー(物語上は警察も)をだます形になっているのは大幅減点。

本作は主人公のデフォルトネームも存在せず、プレイヤーが指定した選択肢以外勝手に何かを喋る事は無い。あくまでもプレイヤー=主人公という形で作ってあるのに、その部分だけプレイヤー不在て。
プレイヤーが知らない間に仲間内での超重要なミーティングがあり、そこでトリックを作ったってか。主人公がプレイヤーを騙すってか。いままで私は誰を操作してきたんだ。
アニメや映画ならまだしも、ゲームという媒体でそんな事をしてしまうとは。ほんとうにしょうもない。


あーいかんいかん。私もつられてしょうもない事を長々と書いてしまった。
こんな時は、失ったインテリジェンスを取り戻す一曲をどうぞ。
Will Sparks, Tyron Hapi & Luciana - Gorilla

コンニチワーイービザ!トキオトゥーマーニラ!ロンドントゥブラジラ!
ウィゴーゴーリラ!ウィゴーゴーリラ!ゴリラララララララ!

あとイチ・ニ・サン・シって入るところで、ステレオ・トータルのこの曲を思い出しました。
Stereo Total - Fish Factory

数年前に公開された映画『おんなの河童』っつーミュージカルピンク映画の曲で、作品もおもしろいのでおすすめ。ちなみにおんなの河童のエロシーンはありません。いや、そもそもおんなの河童の話ですら無いけど。
posted by murutori at 01:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月04日

10月の予定

9月中盤辺りからとにかく体調が悪くてですね。
今年の9月は秋雨前線による長雨&台風で晴れの日が少なかったのですが、この日照不足の状態ってのがわたくしの自律神経と関わってくるのですよ。
数日曇りや雨が続くだけならまだしも、長引いてくると頭痛&微熱、お腹急降下に加えて肩こりだけでなく背中までパンパンに張ってしまい、今回は歯茎まで腫れてしまいまして。
今もなんとか突然出てくる症状と仲良く付き合うような感じで過ごしておりますが、まぁココのコレが悪いっていう物でも無いので、難儀な体ですね。

そういえば、先日購入したまま封も開けてなかったXBOX One『Forza Horizon 3』をやっとの事で開封・インストールをしてプレイ開始。
序盤の進行はデモ版と一緒だったので、これだったらデモ版やらなくてもよかったなーなんて思いつつ進めていたら、レース終了後に『Forza Horizon 3』を今買って遊ぼうぜって画面が出たので、何のこっちゃとホーム画面に戻ってみたら製品版ではなくインストールしたままだったデモ版を起動してました。
その後、体の奥から「ふぅ〜」と全ての息を吐き切り、「なるほど」と誰に伝えるでも無い言葉を消え入るような声で出し、カモミールティーを淹れてしばらく横になる程度には消耗しております。


そんな10月の購入予定
11日
XBOX One『Gears of War 4』
360の看板の一つであった本シリーズも、今回は日本発売無しっていうね。でも、字幕は入れるよっていうね。
発売日が本国より遅いなら海外版買うぜ、日本で出なくても海外版を買うぜ、日本で出てても規制があるなら海外版買うぜっていう特殊な訓練と習性を持った人たちのみが本体を所有しているXBOX Oneだからこそ出来る販売形態ですね。

27日
XBOX One『MAFIA III』
愛するマフィアシリーズの3作目。
ただひたすら楽しみであります。

今月はコレに加えて、21日『バトルフィールド1』と28日『タイタンフォール2』が出ますが、冒頭に書いたように体調が悪いときにマルチ対戦メインのゲームは疲れMAXでノーサンキューな状態なので、発売時期の体調次第という感じで。


そうそう、毎日ちょこっとずつ進めているPS4『ペルソナ5』。ゲーム内カレンダーの11月頭まで来ました。
いやぁしかしおもしろいっすね。
国外の市場を狙ってグローバルに受けそうな作りをするのではなく、あくまで日本的なデザインにこだわって先鋭化していった結果、ここまで洗練されたRPGが出来るものかと関心してしまった。すげぇなぁ。

メニュー画面などテーマカラーが赤をベースに白と黒というビビッドな配色なせいで、おっさんは長時間プレイすると目がチカチカするとか、会話シーンが多すぎて若干アドベンチャーパートが重い気がするとか、ほぼ全編に渡ってスクリーンショットが一切撮影出来ない(ネタバレ防止だろうね)とか、仲間である超インドア派ハッカーの女子が別れのあいさつに「サラダバー」(「さらばだ」を言い換えた超おもしろいヤツ)って必ず言うとか、本当に重箱の隅的な文句しかありません。
まぁとにかく『ペルソナ5』は2015年を代表する1本でしょうね。


最後に一曲だけ。
かなり前にタレントのクリス松村氏が書いた『「誰にも書けない」アイドル論』を読んでから、氏のラジオを聞いたりし始めまして。
その中でもラジオ日本『クリス松村のいい音楽あります』という番組が良い。
毎回一つのテーマを決めた選曲で60分のオリジナルカセットテープを作るような構成になっている番組。といっても若い人にはなんのこっちゃという話なのかも?要は60分のセットリストみたいなものです。
で、少し古めな曲を中心に国内外のメジャーからマイナーまで、それこそテレビの音楽番組ではまずかからないような曲が紹介されます。

先週の放送では、1980年というテーマ(私の生まれた年だな)で冒頭流れた曲、大滝裕子さんで『恋のウォーミング・アップ』。


雑に言えばAORっつーかシティポップっすねという曲だが、歌の上手さと演奏のかっこよさがヤバい。
こういったまず自分からは掘らないような地点にある曲が次々と流れて来て、その中で自分の好みにあった作品に出会えるってのは本当に楽しい瞬間でして。

しかし、最近は配信で楽曲を買う事が多い中、この手の古い曲、特に国内のアーティストはダウンロード配信がされていない物ばかりなので、このラジオ聴き始めてから買い集めた往年のアーティストやコンピCDばかりが溜まって来て棚を圧迫し始めております。
どうにかこの辺りの古めの楽曲もアーカイブとして配信して頂けれたらと思うのですけど、なかなかその方向には進んで無いみたいで。
posted by murutori at 22:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする