2015年09月29日

水の恐怖 XBOX One『Forza Motorsport 6』

交換に出していたXBOX Oneが帰って来ました。
こちらから18日発送で、連休明けの24日にサービスセンターへ到着。翌25日に交換品を発送、26日受け取りと。素早い対応ありがたいです。

しかし、不運が重なるウィークなのか、XBOX Oneがダメになって数日後に毎朝使っているコーヒーメーカーが壊れました。前日までまったく問題なかったのに、最後にコポッって声と共に一滴だけコーヒーを作って急逝。

その翌日に、部屋の真ん中に置いてある机に足の指を強打。
夜中に部屋で酒を飲みつつテレビを見てたんだけど、もうちょっとで終わりだからとトイレを我慢していて、番組が終わったと同時に勢い良く立ち上がった時、足の中指をしこたまぶつけるというゴミのような理由で負傷。
数日歩くスピードが遅かったし、足の指は紫に変色し、ひょっとしたら骨にヒビ入ったかなレベルの痛さだったが、その後数日放っておいたら(病院休みだったからね)治ったのでよかった。

その後XBOX Oneが届いたのでアップデートやらインストールやらしていたら、今度はテレビが突然電源OFF。
何事かと思って色々調べてみたら、使っていた電源タップがダメになっていたようで、刺す所によって接触不良になるようで買い替え。

で、さっきスーパーに寄って出来合いのサラダ買ったら、消費期限がぶっちぎっている商品で、よくみたら野菜がクタクタで変色していて食べられたものではない。これは、消費期限が前日の物を陳列しているスーパー側のミスなんだけど、ちゃんと見ていない自分も悪いのです。
しかし、こうも連続で色々起きるかねという。
次に何が壊れるのか怖くてしょうがない。


XBOX One『Forza Motorsport 6』
まず始めに謝らなければなりません。
発売前の情報で、シリーズで初めて雨天のコースが導入される事に対して、どうせ従来のレースゲームの雨天と同じく路面の摩擦係数が減っているだけなんだろと思って期待していませんでした。
プレイしてみたら、まったく違いますね。本当に申し訳ない。ここまで雨と水たまりの表現に力が入っているとは思いもよらなかった。

水たまりに車が突っ込むとグリップを失うハイドロプレーニング現象というのは運転する人でなくても知っている人も多いでしょうが、10数年の運転歴の中で片手で数える程あった雨天でのほんのちょっとしたスリップの経験。一瞬で手汗と脇汗がダクダクになったあの恐怖が、本作の雨天コースをプレイしていて蘇る。

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本作では、コース上の路面の高低差(アンジュレーション)が緻密に再現された上で、その路面に広がる水たまりが配置されている。
その水たまりにレースゲームでは遅いスピードである100km/h未満の速度でさえ突っ込むとハイドロプレーニング現象は起きてしまい、制御を失った車体は壁に突っ込んだりスピンしてしまう危険がある。
一方、雨天時はフロントガラスに落ちた水滴が速度とリンクする形で変化し、カーブなどの荷重がかかると水滴がガラス面を滑るなど、雨の怖さと同時に美しさまでもが表現されている。
ここまで雨にこだわっている作品は他に見た事が無い。

forza6 03.jpg


海外で放送されたらしい本作のCM(コレね)で、過去のレースゲームからの進化を辿っているのを見て思い出したのだけれど、初期のレースゲームは今のようにタイムを競う物ではなく、ほとんどが面クリア型のゲームで、またほとんどの人がゲームクリアすら難しい物が多かったあの頃。
当時のレースゲームにはよくコース上に水たまりやオイルがありました。
まぁそれはただの障害物でしかなかったのだけれど、高速で水たまりに突っ込むとヤベェという現実に起きる物をデフォルメした物であった訳でして。
その後F1ブームや実車など客の嗜好の変化により、面クリア型ではなく競技性の高い物へとブームの中心が動いていった中、技術的な問題など様々な面から考えて導入するメリットがなくなった水たまりは、ただの演出(入るとフロントガラスに水がかかる等)として見られるだけになり、本来持っていた水たまりに入ると滑るという表現は見られなくなった。

そんな水たまりが満を持して現在に蘇ったのですが、過去のゲームと本作とでは「水たまりが見えたら走行ラインを変える必要があり、もし車が高速で水たまりに入るとグリップを失ってしまうので、ドライバーは0.1秒でも早くコントロールが戻るように祈るしかない」と文字にすれば同じ事が起きているのだけれど、初期のレースゲームはそれを簡略化する形でしか再現出来ず、ただ水たまりを踏むと滑るだけだった。
それが本作では、ハイドロプレーニング現象を再現するという形で水たまりを踏むと滑る作りになっている。
デジタルの進化の方向性の一つとしてアナログの再現という物があるだろうけど、水たまり一つをとっても30数年を経てここまで技術が進化した事に対して感慨深いものがあります。

forza6 02.jpg

本作によって今後シミュレーター寄りのゲームでありながら雨天コースをただ路面の摩擦係数を下げただけという作りは、手抜きに見えるようになってしまうかもしれない。
今まで技術的には最高峰ではあるがイノベーティブな部分では一歩弱かったForzaシリーズ(ペイント機能などはあるけど)が、6作目にしてレースゲームのシフトを一段階上げた作品として今後記録に残るだろうね。
posted by murutori at 22:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする