2015年09月16日

ネトフリマルシェベース

『GRAVITY DAZE 2』発表めでたい。
公開された映像も1と同じくレトロフューチャーな街並みでより美しく。
PS3・VitaとのしょうもないマルチにせずPS4だけに絞っているのも大歓迎。もちろんリマスター共々予約させていただきます。
ところでソニーさん『グランツーリスモ7』はまだですか…。


今月から始まったNetflixいいですねー。特にドラマが。
『ベターコールソウル』『ナルコス』『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』を並行して見ているが、この中でも特に『オレンジ〜』が一つ頭抜きん出ておもしろい。
先週のたまむすび(TBSラジオ)で町山智浩氏がちょうど本作の話をしていた中に、刑務所が受刑者の更生を促す施設ではなくただ犯罪者を社会から隔離するだけ場所になってしまっていると話していて、そういう事かと膝を打った。まさにその問題に対しての皮肉がクドくない形で物語と絡めてある作品というのはとてもよく分かる。
まぁ日本でも山本譲司氏の著書など近年指摘されているが、刑務所がセーフティネット(特に高齢者と障害者の)と化している状況と似たような物だとは思うのだけれど。

ネット配信番組ならではなのかドギツイ下ネタがあったり、寝る前に見ると悪夢を見そうなシーンもあり、個性を通り越してアクの強すぎる受刑者の面々の中、清涼感のある主演のテイラー・シリングがイイ。
立っている時の姿勢の良さを始めとした美しい所作だけでなく、ちょっと怒りっぽい、裏を返せばちゃんと意見を主張する強さを持ち、次々と振りかかるトラブルを知恵を絞ってなんとか解決し、成長していく主人公に魅了される。
彼女のコロコロと変わる表情も素敵で、弾けるような笑顔から不快な時に見せる半開きの目(ジト目っていうのかな)などわかりやすい顔芸により、刑務所が舞台という過剰な悲壮感を出すこと無くこの作品をコメディたらしめている。
各話の満足度が非常に高いので、毎晩一話ずつ見るのが楽しみでしょうがないですよ。



iOS『大繁盛! まんぷくマルシェ』
Android版よりも少し遅れて今月頭に配信された、『王国の道具屋さん』や『再生!カラカラ惑星』のASOBOX新作ゲーム。

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主人公はマルシェのコーディネーターというかコンサルタントとなり、集まってくる料理人達に新しいメニューを考案し、それを売ってお金を稼ごうというもの。
システムとしてはASOBOXお得意の放置ゲームで、スタミナを消費して素材を集め、その素材を組み合わせてメニューを作って売るというのが主な流れ。

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豊富なメニューだけでなく、かなり力の入ったメインストーリーに各キャラ(料理人)それぞれに会話シーンを相当な量用意するなどボリュームはあるし、システム周りにも引っかかる点はなく、全体的に非常によく出来ている。
ただ、よく出来ているからおもしろいかと言われれば、そこはまた別というのがエンターテイメント作品全てにおいて難しい所でありまして。

作品全体を見ると酷い出来の物であっても、ある一部分に面白味や良くも悪くも印象的な物があった結果心に残る事もあれば、全体的に文句を付ける場所が無いのに心には残らない作品もある。
で、残念ながら本作は後者かなぁという。

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本作に関して無理矢理細かいことを言えば、料理の元となる材料を集める場面で、行く場所によって獲得出来る材料が違うのだが、その材料が満遍なく入手出来る為完全な作業になってしまっている。これは『王国の道具屋さん』では拾えるアイテムにレア度が設定されているので、獲得出来るアイテムに運が絡む事が小さいながら良い味付けになっていた。
その他、主人公の立ち絵があるのに会話シーンでは一切主人公の絵が表示されないせいで全てのイベントが奇妙な絵になっている、など細かい不満はある。

突付く所はそんな部分しか無く、ゲーム全体としては本当によく出来てます。
ただ角が無くあまりにも丸く出来ているが故に、特別人に勧めたいという気持ちにもならず、ゲーム進行(攻略)に関してつまずく部分が無いように作られているので質問や話題にしようと思う事も無く、結局暇つぶしならどうぞという位置に落ち着いてしまうという。
安定した作りでイノベーティブな部分が無い事は直接的なマイナスとはならないだろうけど、それがことスマホアプリとなるとどうなのかという問題はあるかもしれんねぇ。
いや、良いゲームなんですよ。だけれども…うーん…なんというか…難しいっすね。



今月頭にスゲーリリースが続いたので、音楽ネタ。
以前、Wave Racerなどを代表とするFuture Bassを話題にした時、チップチューンやポップ(キャッチー)なメロディとの親和性高いジャンルなので、元になっているであろうTrapよりもこちらの方が日本では流行るかもねって話を書きました。

そんなFuture Bassの日本勢の中では、去年MaltineよりリリースされたPa’s Lam System『I'm Coming』でひっくり返る程のインパクトを受けたのも記憶に新しい中、今月頭にTREKKIE TRAXよりリリースされたLolica Tonica『Make me Feel』がヤバい。

Lolica Tonica - Make me Feel


Lolica Tonicaは日本人二人組のアーティストで、デジタルリリースのデビュー作からこのクオリティの作品生み出してしまうという。もうコレはアンセムですよ。
細やかに配置された声ネタに遅めのAmenが重なるイントロの後、輝くようなサウンドの波に心が高まる。
ゲーオタ諸氏には途中に入る『パラッパラッパー』からのサンプリング「I gotta believe!」でニヤついてしまうのではないでしょうか。

またリリースされたEPには私の大好きなCarpainterだけでなく、韓国の若手トラックメイカーZekkのキレッキレのリミックスも収録されており、こちらもまた原曲とは違う一面を引き出していて素晴らしい仕上がり。

Lolica Tonica - Make me Feel (Carpainter Remix)


Lolica Tonica - Make me Feel (Zekk Remix)



そして、同日にリリースされたアルバム、HyperJuiceの『Lights』。
このアルバムがマストバイかどうかと問われたらまぁアレなのですが(すんません)、これには先ほど名前を挙げたPa's Lam Systemのリミックスが収録されていまして。

City Lights Feat. EVO+ , Jinmenusagi (Pa's Lam System Remix)


もう最高。ジャパンの若手トラックメイカー達の最先端。
こんな素晴らしい音楽をリリースしてくださってありがとうと、リズムに体を揺らしながら拝むしかない。
posted by murutori at 00:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする