自動車事故から生き延びた女性が治療中に見た夢を題材にしたアドベンチャーゲーム。
システムは『MYST』のように1枚の画面の中をクリックして進めていくオーソドックスなもの。
背景や所々に落ちている写真の中には、動く光の筋が描かれているものがあり、それは所謂マウスジェスチャーの入力を意味していて、特定の箇所でそれらのマウスジェスチャーをすることによって、行き止まりだった道が開けたりといったパズルを解く彼女の能力となっている。
4つ夢の中それぞれにメインエンディングとされるクリア目標があり、それら全てを達成しても15〜20分程度で終わるような短い作り。
たが、進む内にプレイヤーが覚えたマウスジェスチャーを過去にプレイした夢の中で使う事で新たなパズルが解け、また違った映像が見られるという仕組み。
それと併せて、夢の各所に落ちている写真の中には、彼女の過去の出来事や記憶の断片が描かれており、それらを集める事がこのゲームの肝と言うか、TRAUMAというタイトルそのものにもなっている。
プレイ前は、TRAUMAというタイトルと、交通事故からの生き残りという題材を見て、事故から生き残ったものの苦悩(Survivor's guilt)が描かれているのかと想像したのだが、それよりも彼女が生と死の狭間を彷徨った後に生へと帰還する際に、今まで生きていきた自分の人生を振り返り、これからどう生きるべきなのかという部分に物語のフォーカスがあてられている。
夢の中で繰り返し描かれる、閉塞や抑圧といったイメージは、事故前の彼女の人生そのものであって、夢のなかでもう一度自分の生を振り返った時に、何故自分はこれほどまでに生きづらさを感じていたのかを考える。
身体的には死から逃れられた彼女が、夢の中ではあるが、閉塞や抑圧を打破して行くことで、精神的にももう一度生を受けるようなイメージ。
ただ、物語としては非常に曖昧な作りなので、コレといったオチがあるような物を求めていると拍子抜けするかも。
PC『Path of Exile』(公式サイト)
週末に開催されていたオープンベータに参加してみた。『Diablo3』が待ちきれず、その代替品のような遊び方をして申し訳ないんだけどね。まぁゲーム内のチャットでもDia3の話題がポンポンと出ていたので、新たに参加したプレイヤーの多くがそれだったのだろうけど。
画面操作等はDiabloそのまんま。『Diablo3』での攻撃の気持ち良さを体験してしまったが故に、攻撃全般に物足りなさを感じるが、このジャンルのゲームとしては悪いものでは決して無い。
この画面はスキルツリー選択画面なんだけど、コレ見た途端に笑っちゃった。おもいっきり引きの画にしても広すぎてスキルツリー全体を見渡すことが出来ない。
成長システムはFF10のスフィア盤と近い。レベルアップ等で得られるポイントを使って、取得している箇所と線で接続されたスキルを枝を伸ばすように習得していく。
スキルボードは各Class共通で、それぞれのClass毎に設定されたスタート地点が違う。
で、このスキルボード自体の名前がPassive Skill Treeと名付けられている通り、各所に配置されたスキルはPassiveな物ばかりで、それらを接続する為に配置されている中継点がステータスの割り振りやシナジー効果になっている。
Active Skillを覚える為には、それぞれのSkillを発動出来るようになるジェムを取得し、装備のソケットにはめる事でスキルが発動出来るようになる仕組み。
各Class共通のスキルボードと、Class関係無く自由に設定出来るActive Skillのおかげで、自由なビルドが出来るっつーのがこのゲームの売りなんだろうね。
自分の伸ばしたいスキルやスタイルに合わせて、ステータス上げ上げのシナジー増し増しスキル発動で倍率ドン的な。
ただ正直、ここまでビルドを自由にすると、高難易度のモードでこの自由さが仇となるのが目に見えているのだが、どうなのだろうか。
あのBlizzardでさえ『Diablo3』でスキルツリーによるビルドを廃しているのに、この自由度とバランスを両立させる事が出来るのかな。
現在はクローズドベータに戻っているようだけど、その参加権は最低10ドルから。
正式リリース後は基本無料で運営するそうだが、キャラクタ枠やスキルリセット等のゲーム内アイテムを売って回収していく予定なんですかね。
一応今年中のリリース予定となっていますが、『Diablo3』を散々プレイした後に、やっぱビルド構成やりてーっつーユーザーを取り込める可能性はあるんじゃないでしょうか。
今後もちょっと気になるゲームとしてリストに入れておきたい作品。



