2018年04月03日

4月の予定

気付いたら4月でした。
今年は本当に花粉が多いっすね…。

そんな今月の予定です。
20日
PS4『ゴッド・オブ・ウォー』
久々のクレイトスさん。
舞台はギリシャ神話から北欧神話、ゲームシステムもオーソドックスな3Dアクションからオープンワールドへと大幅な変更になっているので、過去作からどれだけ変えてくるのか楽しみでもあり不安でもあり。

あと今月やっとPS4/XBOX One版の『Owlboy』が出るそうなので、そちらも買います。
他に気になる所では、19日にPS4/PSVita『METAL MAX Xeno』出ますけど、これ公開されている映像や公式サイトなどみても、踏むと爆発するタイプの兵器の香りしかしないという。
まぁでもPSVita版なら他ゲーと並行して遊べるし、そこそこ軽快に動くならそっち買ってもいいかな。
今月はこんな感じで。3月に買ったゲームがまだまだ終ってないので、それからですね。


久々の更新なので最近遊んだゲームの話。
PSVita『FLOWERS 冬篇』
本シリーズが4作に渡って展開してきた最大の謎。
1作目の春篇で突然学園を去った少女の謎が、この冬篇で解明されると楽しみにしていました。
けどさぁ…これだけ長く引っ張っておいてこのオチってどうよ。
あまりの事に「たはー」って声出た。
いや、オチ以外の部分では満足度高いから、ガッカリしたという感想のみではないのだけれども。ちょっともったいなかったですねー。


そしてXBOX One『ファークライ5』。(ネタバレ有りです)
一応クリアしましたけど、今回はグラフィック以外の部分で過去作から進化ほぼ無し。
このシリーズは3で完成してしまっているので、そこから焼き直しをしているだけでもそれなりに楽しめるので良いとは思うが、うーん。

今回は、全体マップを3等分した場所それぞれにカルト教団の幹部が居るからそれを倒してねってのが主なメインクエスト。
で、メインクエストの進行度は、それぞれの勢力で個別に数値化されているレジスタンスポイントってのを獲得するとストーリーが進むというシステムだが、これがイマイチ過ぎる。
サブクエストだけでなく拉致された住人を救出するなど、様々な方法でポイントが取得出来るが、ある一定のポイントを取得すると敵幹部から直接コンタクトを取ってくるという強制イベントがスタート。
それが場合によっては残っていたメインクエストが強制的にすっ飛ばされるという乱暴すぎるシステム。

しかも、その強制イベントがまたビックリするほどドイヒー。
ゲームに限らず映画でも何でも主人公が敵に捕まって大ピンチなんて場面がよくありますが、本作ではレジスタンスポイントが溜まってフラグが立つと強制連行。拉致された先で様々な拷問を受けたりするんだけど、まぁなんだかんだで逃げ切れてしまうっていう。
普通、敵に捕まって脱出ってシーンは劇中に一回あれば十分だと思うんだよね。

それに敵も主人公を雑に扱い過ぎ。割とマジで殺しに来てるという設定なのに、毎回逃げられるこの体たらく。その内一回は、殺したと思って放置してたら実はまだ生きていたっていう。もう完全な舐めプをされてますよ。
物心がついた頃、親御さんに習いませんでしたか。ゾンビとどうしても殺したい相手は頭部を狙ってダブルタップしろって。

こういった拉致されてからの展開は3の時から多かったものの、3はストーリー自体が夢や妄想の中というメタ的な見方も出来るゲームだったのでまだ理解出来た。だけれど、今回はただ単に敵も主人公もポンコツ過ぎてどうしようもないという。
それに加えて、あのエンディング。3から一貫して人を食ったというか、暴力ゲームを愛するプレイヤーを食った話を作り続けているので、全て徒労に終わるという終わりはいつも通りなんだけど、なんつーかなぁ。あれが現実か幻覚と見るかは人それぞれだとしても、過去作にあったような、そこはそれとしてプレイヤーの選択を尊重する展開がまったく無くて笑ってしまった。
もう変化球を投げたさ過ぎて明後日の方向へと飛んでいっている気がする。
『アサシンクリード』がオリジンズで賛否はあるにしろ改革してきたように、このシリーズも変化の時期が来ているかもしれんね。


あーそうそう。カルト教団と言えばNetflixで配信されている『Wild Wild Country』ってドキュメンタリーが良かった。
80年代にアメリカのオレゴン州に街を作り、多数の信者と金を集めた教団ラジニーシのお話。
インドからアメリカへの移住。巨大化する街と増えていく信者に警戒感を持つ地元住人との諍いと軋轢、そして内部分裂から政府との対立という流れが当時の映像と共に見れておもしろい。
そういやオウム真理教の事件やらなんやらの時に、オウムはラジニーシのタイニー版みたいな事言われてましたね。

もう一本Netflixで配信された『アナイアレイション』。
監督はアレックス・ガーランドで、氏はゲームオタ諸氏には西遊記とSFを融合させた『Enslaved』の脚本で有名ですが、その『Enslaved』のストーリーと根っこの部分が同じなので、好きだった人にはオススメ。
で、アレックス・ガーランドは、『ザ・ビーチ』の原作を書いている方で、その『ザ・ビーチ』は『Far Cry 3』のストーリーに最も影響を与えた一本でありまして。
話が戻ってきた所で、『Far Cry 3』は楽しかったねというお話でした。
posted by murutori at 22:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月01日

3月の予定

2月中旬にインフルエンザにかかりまして。
生まれて初めてインフルにかかった私を含め、周りでも普段風邪すらひかない人達がバタバタと倒れていった事に、今年のウイルスの感染力を見たような気がします。
まるっと5日間熱が下がらず寝込みました。しかもいまだに咳が残っておりまして、喋らなきゃいけない場面で方々へ大変迷惑をかけております。
スパッと治るものでもないんですね。もー辛い。

そんな3月の購入予定です。
15日
PS4『シルバー2425』
リマスターのシルバー事件は先にプレイしてしまったので、25区のみでいいんですけどね。海外ストアで単品販売されないかな?

16日
PSVita『FLOWERS 冬篇』
百合ゲー+ミステリの最終章。
今月一番楽しみにしているタイトルはコレです。

21日
PS4『戦場のヴァルキュリア4』
先日リマスターの1をやったので、せっかくだから最新作も。

22日
PS4『アサシンクリードローグ リマスター』
未プレイだったアサクリローグ(確か360版が出なかったから買わなかった)のリマスター。
この機会にプレイします。
アサクリといえば『アサシンクリード オリジンズ』のディスカバリーモードはスゲーっすね。街の成り立ちからピラミッド、当時の人々の暮らしにミイラの作り方まで紹介するほぼドキュメンタリー番組的な。
このモード全シリーズに欲しい。

29日
XBOX One『Far Cry 5』
今回の敵はカルト教団だそうで。
このシリーズの3以降はヴィランもまた重要なポイントを占めているので、今回もどんなぶっ飛んだ人物が出てくるのか楽しみ。
ゴールドエディション(シーズンパスも?)買うと『Far Cry 3』のリマスターが付いてくるそうで。また行くか、あの島に。

他、気になる所では、今月にPS4/XBOX Oneで『Titan Quest』が出るそうで。
昔にPC版を散々プレイして、おもしろかった記憶と共にPCの性能がネックになりしばらくラバーバンディングに悩まされた事を思い出しますが、特に操作周りがちゃんとコンシューマ向けにデザインされていたらもう一度プレイしても良いかなと。
今月はこんな感じで。
『FLOWERS』と『Far Cry 5』が優先なので、買うだけで序盤だけプレイもしくは来月以降まで放置となるタイトルが多そうかな。
そうそう、先月出る予定だったPS4/XBOX Oneの『Owlboy』は何処へ…。Switch版でもいいけどコントローラーがアレ過ぎて指が痛くなるんだよね。


そういえば2月に出たウィッチャーのコミック第2巻『FOX CHILDREN』を読んで、また『ウィッチャー3』をやりたくなりまして。
小説版は主人公のゲラルト以外のシリやイェネファーなど主要キャラクタが当然ながら多数登場しますが、コミック版は1巻目の『HOUSE OF GLASS』と共にゲラルトのみの出演で、ゲーム内だとサブクエスト的な位置のお話。しかしこれが本当に良く出来ていまして。
読後に、こりゃゲームのサブクエストとして登場してもおかしくないぐらいのクオリティだなと思ったが、でもそれは逆にゲーム内での本筋と関係のないサブクエストすらも一つの物語として完成されているという事であって、改めてやっぱウィッチャー3は異常だなと。

去年出た小説(最初はフィジカルのみの販売でしたが、最近Kindle版が出たからそっちも買ったよ)も最高の出来だったし、しかも小説の3巻以降の発売も決まったそうで、Netflixはドラマを制作しているし、これからもずっとウィッチャーシリーズに触れていられる幸せ。
なんだかもう『ウィッチャー3』に関しては、今後もお前何周するんだよって思われるぐらいに再プレイしてしまうかもしれない。


あと最近プレイしてたPS4『ダークソウル2』。
2は敵を増量する形で難易度アップって方向性だったんですかね。ザコが多めの道中がとにかく難しかったし、複数の敵がリンクしてしまいフルボッコにされて死ぬパターンばかりだった。
その逆にボス戦はスゲー弱いボスばかり。
どのボスも早朝に散歩しているジジババより動きの遅い奴ばかりで、全然歯ごたえがなくてびっくりした。倒した後に「何コレ?こんなのがボス?」みたいなのばっか。この調整で本当によかったのだろうか。
プレイすればするほど『ダークソウル3』ってよく出来てたんだなーという感慨にふけるばかりでした。


最後に音楽ネタ
Rockwell X Roni Size - Easy


RockwellのUser EPからの一曲。
ゴリッゴリなソリッドな音楽で、ドラムパターンも一歩間違えると相当ダサい事になりそうなのに、このカッコよさ。
で、この曲を聴いてからRockwellブームが再燃(Roni Sizeは昔からずっと聴いてるからね)。
その中でも、
Rockwell - Hoez to the Floor


アシッド!アシッド!

最後にインフルエンザで寝込んでた時に頭の中でループしていた曲。
ミカヅキBIGWAVE - Dance With Me


ユーミンのDOWNTOWN BOYのFuture Funkリミックス。
去年からずっと普段のプレイリストに入れていた曲だったからなのか、寝込んでいる時にサビの部分がずーーーーーっとループして地獄のようでした。
元曲もこのリミックスも大好きだけど、しばらくはいいっす。
posted by murutori at 23:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月09日

PS4『Celeste』

PS4『Celeste』(以下ネタバレ有りです)
2Dプラットフォーマーの中で、心の病と戦う主人公をここまで真っ向から描いたストーリーは今まで見たことがない。(アクションゲームという枠では、2017年にリリースされた『Hellblade: Senua's Sacrifice』が話題になったが、そちらは未プレイです)

『Celeste』は、主人公の女性MadelineがCeleste Mountainという山を登り山頂を目指すゲーム。
Madelineはうつ病とパニック障害に悩まされた過去があり、現在は登山へ挑戦出来るようになるまでに症状が抑えられているが、今だに不安が残っている。
そんな彼女が登るCeleste Mountainは、人によって幽霊が見えたりするスピリチュアルな山であり、その山で彼女は自己の内面と対話する事となる。
というのが本作のストーリー。

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ゲームとしては、『Super Meat Boy』のような死にまくるプラットフォーマーであるが、上記のようなシナリオとあわせて、何度も失敗しながらも困難に立ち向かう事が病気との戦いを表している。
そのゲームとシナリオの融合具合、端的に言えばナラティブなのだが、それこそが本作の最も優れた部分であろう。


ゲーム序盤、彼女は山の中で鏡を発見すると、突然その鏡から自分に似た一人の女性が飛び出して来る。
飛び出した女性は自分が最も嫌う部分、それは恐怖や不安、無力感や羞恥心など、一歩前へ進む時に足かせとなる自己のネガティヴな感情の固まりであり、飛び出した彼女はこの山に登る事がいかに危険であり、今まで何も成し遂げていないようなお前は今すぐに帰宅するべきだ、とMadelineの心を折ろうと何度も何度も忠告する。

自分を変えたいと思って登山を決意したMadelineは、そんな自己の一部であるネガティヴな感情が自身の意思とは関係なく襲い掛かってくる度に抑え込もうとするが、あらゆる感情や意図しない体の反応への対処と同じように、それを否定すればするほどその感情・反応に囚われて悪化してしまう様がゲームでも描かれる。

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そんな彼女が登山の途中で出会うTheo(彼はまた彼女とは正反対の外交的な人間であるものの、SNS中毒者であり彼女とは別の病理に囚われているが、そこは今回割愛)の協力を得ながら、また彼との対話や山登りの中で自身の感情との向き合い方を見つけていく。


このゲームで見せ場となるシーンが、そのネガティヴな感情との戦い。
彼女はネガティヴな感情を否定し抑え込むのではなく、恐怖や不安は自分を守る為の防御反応の一つであり、その感情と共存する事こそがこの山を登りきる為に必須であり、また今後の人生にとって大切であると気付く。
Madelineがネガティヴな感情を取り込もうとすればするほど、主導権を奪われる事を嫌い逃げる相手とのチェイスシーン。
そこではゲーム中で最も困難なチャレンジが待っており、そこまでに培ったテクニックを総動員してクリアしなければならない。

ここでのステージが本作の最も特徴的な部分であるが、近年のナラティブなゲームに見られる、佳境となる場面で意図的に難易度を下げるなど、リトライが増えてしまってシーンがバラバラになり、プレイヤーが萎えてしまわないようにするといった配慮は一切されていない。
それとはまったく逆のアプローチで、これまでのステージよりもあえて難易度を高く設定し、何度も何度も、本当に何度も何度も何度も何度も繰り返し失敗するぐらいに難しくなっている。
しかしその、一進一退を繰り返しつつも決して諦めない道のりこそがまさにこの病気との戦いを表している。

昨日は上手くいった事が今日出来なくなる。もう起きないと思っていた発作がまた起きてしまう。ついさっきまで上機嫌だったのに、ほんの小さなトリガーにより感情が変化してしまう。
そんな脳のエラーは何かのきっかけでスッキリと治るものではなく、例え失敗したとしても一歩一歩少しずつでも前に進み、認知を修正していく事が大切になる。

恐怖や不安を忌避するのではなく真っ向から対峙する時、それはある種の病にかかってしまった人達だけでなく、誰もが人生において何度も遭遇・直面する普遍的な出来事であり、自己との戦いのシーンで私はMadelineとシンクロし、目に涙を溜めながらプレイした。

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もちろん2Dプラットフォーマーのゲーム部分の完成度は高く、面によって新たに登場するフィーチャーの楽しさ、パズル的な部分も達成感と難易度のバランスが絶妙。
しかもゲーム内では、彼女がパニック発作を起こすシーンがあり、それがあまりにもリアル過ぎて関係者の中に実際に体験した人が居るのではと思える程にリアルなのだが、そのシーンでおそらくゲームで初めてであろう、発作が起きた時の呼吸法を促すミニゲームが発生する。
そういったシーンが挿入される部分も、意図的に難しい場面の前に深呼吸のシーンを入れる事でゲーム的な緩急を付けていたり、細部に至るまでゲームプレイとシナリオが融合している。


本作が扱うテーマは非常にデリケートであり、描き方によっては危うい場合もあるだろうし、先鋭的過ぎるとターゲットが狭くなりすぎる可能性があるが、それのどれにも陥る事なく、一番大切な事は躓き転び立ち上がる時に学ぶのだというメッセージを見事に2Dプラットフォーマーの性質を利用し融合させ、誰も上り詰めた事の無い到達点に達している。
現時点で2018年ベストゲームだし、おそらく今年を代表する一本になるではないでしょうか。それぐらい素晴らしい体験をさせてもらいました。
posted by murutori at 22:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする